店主アンケートより(一箱古本市in現代市2025)

「一箱古本市in現代市2025」
出店者アンケートのうち引用OKの中から、全部ではなくすみませんが一部を抜粋して、以下に掲載させていただきます。

※今回の様子は「売上冊数・金額上位発表」ページにも少し書いています。宜しければこちらもご覧ください。

vol.21(2025年6月)の冊数・金額上位発表!


今回初めての出店で どのくらい売れるか全く見当がつきませんでしたが、10分から15分おきくらいに買われる方がいてたいへん楽しかったです。バンド・デシネや絵本が多かったため、表紙が見えるようにテーブルに並べましたが、箱に入れて一箱として置いて販売するよう指導をいただきました。幸い絵本系はほとんど売れたので次回出店するとすれば文字を読む本がほとんどになるので、背表紙を揃えて並べたいと思います。
好天で風もなくたいへん良い日で楽しませてもらいました。ありがとうございました。(本屋のナオさん)

「一箱」の縛りをどこまで厳しくするべきなのか、いつも悩みますし店主の皆さんも同様だと思います。今回、初出店で箱があまり見えない方には「なぜ「一箱」なのか」の趣旨を簡単にご説明させていただきました。とは言え厳しく取り締まっている訳ではなく、周りの出店をご覧になって「?」となる店主様もいらっしゃったと思います。
ニイガタブックライトでは「『一箱』にする意味・趣旨を理解してもらう」点を重視します。その上で厳しく注意したり規制したりすることはいたしません。
「一箱の世界だったら、素人がプロに勝てる」
2010年に南陀楼さんから聞いて、ニイガタブックライトをはじめるきっかけになったこの言葉を、改めて。

今年は例年とは違ったテイストの本を沢山出店したのですが、思っていた以上に多くの人に本を手にとっていただけてとてもうれしかったです。
来年も是非一箱古本市に参加したいなと思えるほど楽しい1日でした。(青空書房)

青陵大「放課後読書倶楽部」による青空書房の皆さんの初出店は、あの極寒の「vol.04 in万代島水揚場(2012)」だった筈です。あれから12年近く、同倶楽部の皆さんは現代市にほとんど出店していただいています。メンバーは代われどもはやニイガタブックライトのベテラン!楽しんでいただけてこちらもとても嬉しいです。末永くご参加ください。

vol.04レポート:一箱古本市in万代島旧水揚場


初出店時の写真↓↓(恐ろしい寒さでしたが、アンケートでは皆さん楽しんでいただいたようで何よりでした。空前絶後の一箱古本市です。クリックで他の写真も見れます)
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以前出店した別の古本市で本をお買い上げいただいた方とお会いし「あのときすすめていただいた本、とてもよかったです」と言っていただき、うれしかったです。(あくび書店)

これ、一箱古本市を続けることの醍醐味ですよね。現代市ではお店ごとのファンもどんどん増えています。

本好きな人は、皆さん良いオーラがあるように思います。楽しくお話できて、時間があっという間でした。ありがとうございました。
最近、実は活字離れしていて、久しぶりに本選びをして、今自分が何に興味があるのか改めて知りました。自分を知るのに自分で驚きました。1日居ても全く苦にならない出店で、息抜きになりました。(こもりや)

イベント出店に及び腰なこもりやさんを、旧友のよしみでちょっと強引にパン屋出張をお願いしてしまいましたが、思った通り菅原神社にぴったりのお店でした。寛いでいただいたなら何よりです!

一条ゆかりの本が売れました。(ニイガタブックライトの)前回は長野と被り出れなかったのですが「前回出てなかったね」と良く言われました。
若い女性がアサヒグラフの広島長崎の原爆の本を買ってくださいました。(ブックル)

この原爆の本、仕入れ時の話も打ち上げでしてくれたのですが、本当に思ってもいないお客様に思ってもいないような売れ方をしたりするのも、一箱古本市の面白さ。vol.01からほぼ出ずっぱりのブックル。いなけりゃ心配するのも、もう当然ですよね。

一日で一か月分の雑談をしたような日でした。やっぱりニイガタブックライトは、お客さんの「いい本みつけるぞ!」という温度が高い、熱いイベントだなと思いました。気になるお店が多いのに、毎年ほぼ回れずに終わるのがかなり悔しいでが、また来年も出店したいです!(いと本)

毎回毎回多くのお客様に囲まれっぱなしのいとぽん。あれではなかなか廻れないですよね…。かと言ってそうそう臨時店主を他人にお願いしたくない気持ちも、分かります。

家族4人で準備して初めてのニイガタブックライトに参加しました。前日から新潟に1泊して、とても楽しいレジャーになりました。また次回以降も参加してみたいです。ありがとうございました。(なつのひブックス)

イイですね〜!一箱古本市で家族旅行。県外からありがとうございます。
今回、52参加者のうち市外が22組、うち県外は9組もいらっしゃいました。新潟観光とセットで一箱古本市を楽しんでいただければ何よりです。亀貝手描きの「医学町ビル近辺おすすめMAP」を作りましたので、もし次回欲しい方は連絡ください。

近くの介護施設の職員の方が、何人も利用者の方を連れて来てくれ笑顔が見られたのが嬉しかった。(赤羽橋書店)

嬉しいですね〜!楽しんでいただけたら何よりです。

事前準備が足りなかった。反省…。
↓↓
きちんと本を選んでくれば…
目玉本はあっという間に売れてしまい、目玉を失うといろいろ見えなくなった感じです。両隣がとても良い品揃えだったので、イベントはとても楽しめた。(桃本)

この「目玉を失った感」分かります。かと言って全体のタイムラインを想像して品揃えをしても、思ってもいなかった売れ方をしたり笑。奥が深いです。

新潮文庫『萩原朔太郎詩集』のなかに「亀」という9行の素敵な詩があります。古本市の常連のお客さんで、亀グッズ・亀本のコレクターのおやじさんがいるのですが、今回、この詩をお教えすることができて、よかったです。(後略)(うしネコ屋)

こちらも2011年vol.01からの古株・うしネコ屋さん(→当時の店主紹介はこちら)。いつもアンケートに書かれる文章がとても味わい深い。そして打ち上げでのご自身の仕事話も本当に面白くて、皆聴き入ってしまうのでした。

いつもお店で会っている方とも、初めましての方とも本のお話や世間話をたくさんすることができました。その距離のちぢまり方がとても早くて、この古本市に対する信頼を感じていました。(後略)(ウチノ食堂)

そうですよね。初めてお話するお客さんと最初っから打ち解けるあの感じ、独特だと思います。やはり本の力も強いな〜!と思います。かと言って「本屋」ではこのいきなりの距離感はないですし、一箱古本市ならではのものかも知れませんね。

大盛況だった昨年に加え、今年はさらに盛り上がりを見せたように思いました。ずっとこの場を続けていきたいと毎年強く思います。皆さん暑い中のご出店、ありがとうございました。

(ニイガタブックライト:亀貝太治