vol.13写真(&テキスト)レポート

2017年10月15日(日)に開催された「一箱古本市in潟マルシェ」のテキスト&写真レポートをお届けします。
※写っている方で掲載しないで欲しい、という方はこちらまでメールでご連絡ください。申し訳ございません。そっと削除します。

昨年はお休みした秋の一箱古本市ですが、今年は「潟マルシェ」を主催するU・STYLEさんよりお誘いがあり、同イベントの中で開催させていただくことになりました。大変お世話になりました。深く御礼申し上げます。

ニイガタブックライトとしては初の森の中、公園での開催でした。
イベントを公園で開催したい場合、主に市や県のルールを相手にすることになるのですが、我々のような任意団体の単独開催の場合、何かと難しいのが現状です(●●の共催が付けば大丈夫、ということがありますが、それを調べて実現まで持ってくるのは、特に単発イベントでは割に合わず厳しいと思っていました)。他にも県などが保有する森林の中での開催も似た状況のようです。

その辺りを既にクリアされているイベントにお誘いいただいたので、これはありがたいと思いました。現場も個人的に良く知っている場所でしたし、潟マルシェ自体もとても素敵なイベントだったので、ご一緒させていただいた次第です。

ここ数年で、新潟開催の一箱古本市はとても増えました。私たちもある意味当初の目的が達成されつつある訳で、とても嬉しいです(これまでの歴史についてはvol.12のレポートに詳しく書きました)。特に今回の10月前後には開催も多く、いつものように町中開催ではないこともあって、予想通り出店お申込はかなり少なかったです。最終的には25箱。従来は少なくても40箱はありましたので、歴代断トツに少なかったことになります。

さて当日。寒い予報ではありましたが、それでも恐らく全員の予想を上回る寒さ!さらに潟から寄せる風!ハードな1日となりました。曇り空でしたが、でも最後まで雨に降られなかったのはラッキーだったと思います。終了の15時前後、同じ新潟市で結構降っていた場所もあったそう。(寒い一箱古本市と言えば、真っ先に思い出すのはvol.04の万代島水揚場ですね。(→レポート写真))

朝からの寒さもあり(しかも朝方は少し雨が降っていました)、イベントラッシュの日曜日ということもあり、客足は鈍目。いつものようなOPEN直後にお客様で埋まる、というようなこともありませんでしたので、結果としてはこの出店数でちょうど良かったように思います。

お客様は、潟マルシェにいらっしゃるお洒落な子連れファミリーを中心に、一箱古本市目当てと思われる30〜50代くらいの皆さん、そして普段から公園散歩をされている年輩の方?がいらっしゃっていたのも印象的でした。

潟マルシェでは美味しいフードや手作りの雑貨、こだわりの農家さんが作る野菜などが並び、ネイチャーツアーやカヌー体験もできます。もう少し暖かい時に(笑)またこんな場所で一箱古本市をやって欲しいという声も聞きました。ニイガタブックライトの秋開催で2年連続同じ場所を選ぶことはあまりありませんが、潟マルシェは是非続けていただきたいイベントですね。

年々新潟各地での一箱古本市の開催が増え、それに伴いニイガタブックライトとしての役割も変わっていくのかも知れません。今後の秋の開催は未定ですが、春の6月第2日曜日、学校町通の「現代市」はよほどのことがない限り開催しますので、是非予定しておいていただけると嬉しいです。

(文責:亀貝太治〜カメガイアートデザイン