【店主の方へ】売り上げ冊数と、金額と、ニイガタブックライト賞の発表です

vol.13「一箱古本市in潟マルシェ」無事終了しました。レポートはこちらの記事をご覧ください。

さて今回、終了後に会場で表彰式を行う予定でしたが、少々寒いために取りやめにさせていただきました。保留になっていた各賞の発表をこの場で行いたいと思います。

【売り上げ冊数ベスト3】

1 月読文庫 30冊
2 うみとうみ 27冊
3 亡羊堂 20冊
3 おがわ 20冊
3 ケロケロブックス 20冊
3 Books野ばら 20冊

1位はいつも必ず上位に食い込む月読文庫さん(ブックライトスタッフでもあります)!全体には従来の町中開催よりも、やや少なめでしたでしょうか。

 

【売り上げ金額ベスト5】

1 亡羊堂
2 孫平書房
3 真ちゃん堂
4 うみとうみ
5 シネマブックミュージック

金額も、いつもの開催と比べるとやや少なめではありましたが皆さん良く売ってました!

 

【ブックライト賞】

しろくまのトランク しろくま さん

ブックライト賞は、初出店の「しろくまのトランク」さんです!以下は選者:北書店佐藤店長の評。
「 小さなトランクに、シンプルながらとてもストーリーのあるラインナップ。
一箱(古本市)本来の魅力が伝わる箱だった。静かに本を読みながら座っている店主さんの
雰囲気も込みで賞決定。

写真にはしろくまさんは映っていませんが、彼女も含めた全体のビジュアルが見事に雰囲気を作っていました。トランクもしろくまもカワイイし、本を買うとついてくるという「オマケ」がすごい!(本より高価そうなものも沢山)そのおまけラインナップの美しさが、彼女の箱の世界観をさらに深めていました。初出店ありがとうございます。是非これからも出ていただけると嬉しいです。

【追記10/21】
「うしネコ屋」さんがこの日のラインナップを手描きで記した「商品目録」がとっても丁寧で感動しました。書くのは大変でしょうけど、こういうものを作るのも楽しそうですね。

次回開催は2018年6月第2日曜日「一箱古本市in現代市(いまいち)」の予定です。
皆さんの参加をお待ちしております!

(文責:亀貝太治〜カメガイアートデザイン

【店主の方へ】店舗配置図をアップしました。

店舗配置図をアップしました。

>>店舗配置図ページ

何卒宜しくお願いいたします!

vol.13店主一覧をアップしました!

vol.13「一箱古本市in潟マルシェ」の出店者一覧をアップしました。

出店者一覧ページ

当日晴れると良いですね!
楽しみにお待ちください!

 

 

vol.13店主マニュアルをアップしました!

10/15(日)開催、vol.13「一箱古本市in潟マルシェ」の店主マニュアルをアップしました!

>>店主マニュアルダウンロードページ

参加店主の皆様はこちらをご覧になって準備を進めていただきますよう、お願いいたします。

店主申込締め切りを延ばします

10/15(日)一箱古本市in潟マルシェの出店申込みですが、当初の締め切り予定10/5現在でも定数には達していませんので、締め切りを延期して
10/09(月・祝)まで
とさせていただきます。

休日はお申込メールへの返信ができませんが、09(月・祝)までにメールをお送りいただいた方はすべて、出店者として受付させていただきます。
検討されていた方はぜひこの機会にお申込いただけると嬉しいです。
何卒宜しくお願いいたします。

10/15潟マルシェの出店者です

10/15の潟マルシェさんの出店者一覧です。農家さんのお野菜、多彩なFood類、子どもと一緒でも楽しめるWSやグッズ販売、自然の中で思い切り楽しむアクティビティが盛り沢山です。お楽しみに!

※出店者情報は10月4日時点のものです。変更になる場合もありますのでご了承ください。

[Farmer]
自然栽培石川/ふなくぼ農園/川崎農園/よへいろん

[Food]
穂のか菜のか
菓子工房sora
ねこみつ
あどばんす
Like out store
新潟地粉パン cosa

[Kitchen Car]
mullet

[Goods]
わかばキャンドル(ハロウィンキャンドルWS有)
木こり家(小ぞう作りWS有)
U・STYLE(潟のしずく作りワークショップ有)
アトリエリリー(ガーランド&モビール作りWS有)
フクシ屋雑貨店
asleat

[Activity]
潟端ヨガ by YOGA STUDIO CAMP
板合わせで漕ぎ出す by 鳥屋野潟漁協
TOYANOGATAカヌー倶楽部 (カヌー・カヤック体験)

[Workshop]
Nature art
Nature trip
タイコ作りワークショップ by ふじた造形教室
ランドアート by こども創造センター(11:00~12:00)

[Special]
一箱古本市 by ニイガタブックライト

vol.13参加店主様へ

【vol.13店主の皆様へ】
当日、終了後は現地で表彰式と軽い打ち上げを行います。当初はその後場所を変えて北書店か医学町ビルで懇親会開催の予定でしたが、取りやめさせていただきます。ご了承ください。

以上変更になり申し訳ございませんが、何卒宜しくお願いいたします。

秋の一箱古本市、10/15(日)に鳥屋野潟湖畔で開催します。

ニイガタブックライトは2年ぶりに秋の一箱古本市を開催します。
「一箱古本市in潟マルシェ」詳しくはTOPページからご覧ください。
店主募集、お待ちしております!>こちらまで!

また、今回場所をお借りする潟マルシェは今年の春〜秋まで毎月開催しているイベントですので(10/15が最終回)今月も9/17(日)に開催されます。
発表になった出店一覧は以下の通り。ぜひ足を運んでみてください。

(以下Facebookページより転載)

[Farmer]
・自然栽培石川
・たなか農園
・ふなくぼ農園
・ひかり畑
・川崎農園
・仙六農園
[Food]
・菓子工房sora
・Like out Store
・穂のか菜のか
・ねこみつ
・Tea kokiri
・石本商店
・キーママのおやつ
・あどばんす
[Kitchen Car]
・バニングキッチン
・クレープびびび
・旅するパンケーキカフェテラスBerry’s Bus
・EACT coffee
・mullet
[Goods]
・木こり家
・わかばキャンドル
・アトリエリリー
・U・STYLE
・六花
・フクシ屋雑貨店
・asleat
[music]
・Craic
[Service]
・リラクゼーションサロン conge
[Activity]
・ 潟端ヨガ by YOGA studio Camp
・とやの潟カヌーウォーク by WEST
・ TOYANOGATAカヌー倶楽部 (カヌー・カヤック体験)
[Workshop]
・ Nature trip
・ Nature art −潟の草木をアートする−
・ふじた造形教室
※出店者情報は9月7日時点のものです。
【潟マルシェ】
開催日時:9月17日(日)10:00〜15:00
会場:鳥屋野潟公園鐘木地区内「ユスリカの森」(いくとぴあ食花キラキラマーケット裏側)

vol.05レポート

ニイガタブックライトvol.05「一箱古本市in現代市2013」おかげさまで無事終了しました。

これで3回目になる学校町通りでの開催。毎回の反省の繰り返しで、スタッフの労力をできるだけ軽減、持続可能な運営を目指してすこしづつマイナーチェンジしています。そのおかげもあってか、準備もいつもに比べればかなりスムーズになってきた印象です。

ただ、学校町は特に朝の搬入がうまくいきません。これは
●入り口で通行止めにする時間と、実際に「車が入って来なくなる」時間とのギャップ。
●「荷物仮置き所付近への一時駐車の車」「自分のお店の場所に荷卸しをする車」「通行止めでも動いている地元の方の車」の3者がそれぞれ狭い道に溢れ、通行が滞ってしまう。
などの原因が挙げられます。現場ではできるだけスムーズに流れるよう誘導を考えるのですが、今回も多くの店主様にご迷惑をおかけしたことと思います。申し訳ございませんでした。

さて、天気は…良過ぎるほどの好天でした。日光対策を!と店主マニュアルやTwitterでも呼びかけましたが、パラソルなど用意できなかった店主様はかなりの日差しを一日中浴びることになったと思います。学校町通りは日もよく当たるのです。
反面、スタッフ関係者やゲストが出店した天神様(菅原神社)の中は非常に風が通りやすく寒いくらいで、実際気分が悪くなって通りに一時逃げ出す、という方もいらっしゃいました。
雨については前回検証した結果、特別な対策をせずに迎えることになりましたが、今年は昨年のように雨予報はなく安心して当日を迎えることができました。

お客様数をカウントする術はないのですが、店主様の意見や個人的な実感からも、昨年の一箱古本市in現代市より若干お客様は増えているように思います。今回はスタッフの事情で事前のパブリシティなどのPR活動がとても充分とは言えない中でスタートしたのですが、このように多くのお客様にいらしていただけたことは本当に嬉しく思います。

店主は総数で70箱。開始日の約1週間前で定数に達しました。数は…どうでしょう。本来は50箱前後が良いのでしょうが、学校町のように「効率良い廻り方ができる」レイアウトであれば、70位はそれなりの売上を保てるギリギリの箱数かも知れません。これは売上の集計を見ていても感じる所です。(勿論、店主の皆さんの売り方のスキルが上がってきたのも要因だと思いますが)

今回、学校町ではお馴染の「ミスター一箱古本市」南陀楼綾繁さんに加え、ブックディレクターの幅允孝(→BACH)さん(この肩書きは幅さんが付けたものではなく、『情熱大陸』出演時に必要だからとTV局の方に勝手に付けられたものだそうです)がゲストとして参加。午前はお店を廻っていただき、正午から天神様で出店していただきました。

幅さんは今回の出店が決まって当日いらっしゃるまでに、何とこのサイトの過去の箱写真を見ていらっしゃって、「年々箱の大きさというか総量が多くなってるね。これなら小さい規模の方が目立つし売れそうだ」という予測を持っていらっしゃったそうです。さすがです!

実際幅さんが出された冊数って、おそらく50冊にも満たない程度じゃないでしょうか?(間違っていたらごめんなさい。でも少なくとも、一度にお店に並べた冊数は2〜30冊程度だった気がします)いつもの幅さんのやり方で、まず独自のカテゴリに分けて、そのカテゴリのPOPを書きます。数冊の本がかたまりになった、いくつかのカテゴリというかグループ。それを、いらっしゃるお客様に向けて丁寧に説明します。お客様が手に取った本ほとんどに丁寧に幅さんの解説がつくので、どんどん売れていきました。(半数は幅さんだってことは知らないお客様だったと思います)売れて残りが少なくなると、カテゴリとしての性質も変わってしまうのか、反応を見て考えが変わるのか、実にこまめにPOPを書き直したり、出したり入れたりしています。ああ、こんな売り方は一箱古本市ではあまり考えたこともなかったけど、なるほど楽しそうだなぁと思いました。すべてコミュニケーションを前提とした、「手売り」とでも呼べそうな売り方。(ただこのやり方は、幅さんのような読書量でもない限り、処分する本を並べるのではなくて一箱古本市用に大好きな本を仕入れるやり方の方が向いているかも知れませんが)

今回、終了後に南陀楼さんからいただいた「どんどんインフレが起きていて、そもそもの『一箱』の意味が失われているのではないか」というようなコメントと、この幅さんの売り方は奇しくも同じことを指摘しているように思いました。

私自身も当日まで忘れてしまっていたのですが、最初に新潟で一箱古本市を始めよう、と思った大きなきっかけになった言葉が

「段ボール一箱なら、素人がプロに勝てる」

というフレーズだったのです。南陀楼さんと呑んだ時に聴いたのだったかな?忘れちゃいましたけど。

大きな店の大きな品揃えなら、質量もテクニックもあるプロにはかなわないけど、段ボール一箱に限ったお店だったら、プロに負けない魅力的な「店づくり」が出来る。その未知の可能性にワクワクしました。

ここで店主の皆様にもう一度考えていただきたいのです。
「むやみに量を多くしたからって、果たして売上は上がるのか?」
例えばお店が全部で3つや4つなら、きっと量が多い方が選択肢も増え、確かに売上は上がる気がします。
だけどニイガタブックライトの一箱古本市はいつも60箱以上。お客様はそれだけの数の「お店」を次々と見て廻っています。
その気持ちや、見える景色を想像してみましょう。
きっと数を多くするだけがお客様に伝わる方法ではないと思います。

次回の一箱古本市は、あらためて「一箱」の原点を見つめ直してみるのも良いと思います。
そもそも私達が始めたのは、不忍ブックストリートをお手本にした「両手で持てるだけの一箱」でお店を作るという「一箱」古本市でした。
バックヤードのストックはいくら置いてもいいのです。ただしお店に並べるのは一箱分。どんどん差し替えてもOKなのです。

このことを思い返して、改めて南陀楼さんと最初に話した時のワクワクが蘇ってきた気がしました。

さて、幅さんの素敵なお人柄や本当に本好きなその様子、改めての南陀楼さんとの会話などまだまだ書き足りませんが、長くなりましたのでひとまずここらへんで。翌日の北書店での幅さんのトークショーや、南陀楼さんと取材でご一緒したことなど、別の機会に書くことがあるかも知れません。

参加していただいた店主の皆様、お客様、ゲストのお2方、本当にありがとうございました。
最高に楽しい一日でした。早く次を開催したい思いでいっぱいです。

ニイガタブックライト:亀貝太治

箱写真の一部をアップしました。

今回の「一箱古本市in現代市2013」では残念ながら全箱の写真を撮れませんでしたが、一部の店主の方々の箱写真を掲載させていただきました。

箱写真(一部)

ぜひご覧ください。