無事終了しました。写真レポートアップしました。
ニイガタブックライトvol.04「一箱古本市in万代島旧水揚場」無事終了しました。
とっても寒い中参加していただいた店主の方、ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました。
これまではすべて町中のストリートで開催してきたニイガタブックライトの一箱古本市ですが、今回初めて建物の中での開催となりました。会場は以前魚の水揚げ場として使われていた建物で、今年は「水と土の芸術祭」がメイン会場として使っています。
「何かガラクタ市的なものは開催できないものか?」という相談に、「ちょうど秋の開催場所が決まっていない一箱古本市はどうだろう?」と提案したのが最初でした。
今までのようなストリートではない会場ですが、それほど躊躇はありませんでした。何故かといえば既に水と土の芸術祭のおかげでその場所を知っていたから。あそこで開催される一箱古本市、その風景を見てみたい。そう思わせる魅力的な場所だったからです。
天気予報は雨後曇でしたが、雨は降りませんでした(と思う)。これもいつもの通りでした。
ただ、風が強かった。特に入り江側の店主様は寒かったことだろうと思います。
でも皆さん文句も言わずに楽しんでいただいた。寒いには寒かったけど、その光景は恐らく他ではまず見れないものだったと思います。ドーム型の屋根の向こうは素通しですぐに入江。海面には多数のカモメ達。常に会場にはカモメの声が聞こえています。少し薄暗い会場(その名も「かもめシアター」)の中にはそれぞれの「一箱のお店」の前に並んで本を物色するお客様たち。そのシルエットはまるで往時の水揚場の市場の様子がプレイバックされているかのようでした。
会場は、町の中心街からは少し離れた場所にあり、集客も未知数でした。水と土の芸術祭にいらしていただいたお客様はご存知でも、未見の方には殆ど馴染のないと思われる場所。でもフタを開けてみれば今回も多くのお客様にご来場いただきました。「新潟日報見たんだけど、一箱古本市の会場ってどうやって行くの?」というお問い合わせのお電話も何本もいただきました。
流石に寒くて思考能力が鈍っているせいか(笑)お店の売り上げは従来の一箱古本市よりは落ちていたようです。
寒かったのは大変申し訳ないのですが、今回の一箱古本市への店主参加は希有な体験だったと思いますよ。ちなみにこの建物、芸術祭が終わってからはまったく予定が決まっていないようです。今回のように借りて使えるかどうかも未知数。最後の機会になるかも知れません。
あの光景が見れただけでも、開催した甲斐があったと思えました。これまでの学校町通りにしろオギノ通りにしろ、年齢問わずさまざまな世代の店主・お客様が一つの場所で「箱のお店」を覗き空気を共有している、あの風景をみるたびに得難い幸せを感じます。このようなイベントを続けることができる、色々な方に参加していただける喜びを噛みしめています。
また今後とも、何卒宜しくお願いいたします。
●写真レポートをアップしました。
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●全箱写真をアップしました。
→こちらのページよりご覧ください。
ブレてる写真がいくつかあるのはご愛嬌。寒さのせいです!
●店主一覧は、今しばらくお待ちください。
次回の一箱古本市開催は、遅くても来年の6月の予定です。
皆さんお楽しみにお待ちください。
ありがとうございました!
ニイガタブックライト:亀貝太治